塩レモンってご存知ですか?
この頃話題になっているものですが、モロッコでは各家庭でお母さんたちが常備しているものであり、タジン料理やお肉、お魚など何にでも応用出来る万能調味料とも言われています。
アサイチで放送されてから、美容・ダイエットにいいということで、最近注目されています。
塩レモンの作り方
作り方は驚くほど簡単です。
大切なのは、きれいに煮沸した保存容器を用意し、そこに無農薬のカットしたレモンと塩を入れるというだけなので、誰にでも出来るところも嬉しいものです。
注意するのは、使うレモンはワックスのかかっていないもの。
市販のレモンの表面は、ワックスや農薬がついているので、これをしっかりと洗い落とすのがポイントです。
そして使う塩は、粗塩。
底に塩を敷き詰めて、7~8㎜程度に輪切りにしたレモン入れて、塩をかけ、これを交互に繰り返します。
あとは、冷蔵庫に入れておきます。
レモンから水分がでてきて、1週間くらいで完全にレモンがつかったら出来上がりです。
意外と塩はたっぷりですよ♪
基本の使い方は
- 塩や、肉や魚の下ごしらえに
- レモンそのものは、スープや煮込み料理、刻んでソースやドレッシングに
- レモン汁は、ドレッシングやソースに
塩レモンレシピ 野菜料理
レモンの塩気とさっぱりとした酸味を生かしてドレッシングを作ると、野菜料理にも応用出来ます。
これからの季節は、かぶやニンジン、ジャガイモや玉ねぎ、インゲンなどお好みの野菜を蒸して、ドレッシングをかけるだけでおしゃれなサラダになるので手軽です。
塩レモン 簡単ドレッシング
- オリーブオイル 50㏄
- めんつゆ 大さじ2杯
- 塩レモン 2~3枚
- 粗挽き黒こしょう 少々
塩レモンはみじん切りにして、材料と混ぜ合わせるだけ♪
塩レモンマヨネーズ
- マヨネーズ 40g
- 塩レモン 2枚
マヨネーズに、みじん切りにした塩レモンを混ぜるだけ♪
塩レモンレシピ 肉料理
脂っこくなりがちなお肉料理にこそ、塩レモンは最適です。
忙しくてなかなか凝ったお料理が出来ないという方にもお勧めのおもてなし料理として、ローストビーフはいかがでしょうか。
ローストビーフというと、大げさな感じですが、実はオーブンで焼くだけ、とっても簡単です。
大き目の豚肉の塊を用意したら、塩コショウとドライハーブを振りかけて、手でしっかりとなじませます。
そのままお肉を室温になるまでしばらく置いておき、塩レモンを細かくざくざくと切って、お肉の上に散らしてあげましょう。
そのまま180度で2時間半ほど焼けば、見映えもよく味も美味しいごちそう料理になりますので、お客様などにも喜ばれます。
レモン胡椒
- 塩レモン 1枚
- 青唐辛子 5本
青唐辛子は種をとってみじん切りに、塩レモンもみじん切りに。
あわせてすり鉢で好みの粗さに。
塩レモンレシピ 魚料理
お魚の生臭さが苦手という人も少なくないものですが、例えば白身のお魚を唐揚げにしてから塩レモンを添えて頂くだけで、さっぱり感と塩気の効果で美味しく頂けます。
普通の唐揚げとはまた違う味わいを楽しむことが出来、ちょっと珍しい感覚で頂けるので、おもてなし料理として変身させることも出来て重宝します。
ほかにも、ホイル焼きをする際に漬けたレモンを刻んで入れてあげれば、ジューシー感も増してお魚がパサパサしないので、食感もよくなっておすすめです。
まとめ
簡単に作れる塩レモン。
冷蔵庫に入れておけば、1年くらいは大丈夫です。
時間がたつにつれて、まろやかな味わいになるので、あせらずゆっくり寝かせてくださいね。
かんたん おいしい カラダにいい 塩レモンでつくる基本のおかず (角川SSCムック)
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