ダイエット=食事制限、もしくは運動というのは当たり前のことですが、意識してカロリーを減らしているのに全然体重が減らない、痩せないという人。
そのままのダイエットを続けると、ますます痩せにくい体質になってしまいます。
キレイにやせるためには、食べ方も肝心です。
同じだけのカロリーを摂取しても、痩せる食べ方と痩せない食べ方があるんです!
カロリーを減らしてもバランスが悪いと太る
三大栄養素といえば、たんぱく質、脂質、炭水化物。
さらに、身体に必要な栄養素としては、ビタミンとミネラル。
これらのバランスが悪ければ、いくら全体のカロリーを減らしても痩せません。
野菜メインの食事にすれば、カロリーは減りますが、決して美しく痩せることはできません。
それぞれの栄養素の働きを知って、バランスのいい食事をとるのが大切なのです。
タンパク質
身体を作る元となるのがタンパク質。
体内では日々分解、合成が繰り返されています。
タンパク質が不足すると身体の維持が困難になります。
肉・魚・大豆・卵・乳製品からバランスよく摂るように心がけましょう。
1g=4kcalになります。
糖質(炭水化物)
体温の維持、脳や筋肉のエネルギー源。
運動のエネルギー源として不可欠な栄養素です。
特に脳は糖質だけがエネルギー源なので、不足すると色々な機能が低下します。
1g=4kcalになります。
脂質
エネルギー源となるほか、細胞膜や血液、ホルモンの材料になります。
体内に蓄積されてしまうので、要注意。
1g=9calになります。
痩せるための理想のバランスは?
日本人の食事摂取基準だと、
糖質は総エネルギーの50%~70%とされていますが、
痩せるための食事としては、50%くらいを目指したいところ。
摂り過ぎがちな脂質は25%以内
タンパク質は20%
できれば、毎回の食事がこのバランスになれば理想的ですが
外食などの多い昼食などはちょっと難しかったりします。
2~3日単位で帳尻を合わせるようにすれば大丈夫。
宴会などでお肉や揚げ物を食べすぎたな、と思ったら翌日は野菜メインで。
といった具合にすればOK。
痩せるための食事療法の4つタブー
朝食抜き
朝食の役割は、寝ている間に消費した栄養を補給することと
寝ている間に省エネモードになっていた身体を燃焼モードに切り替えること。
胃腸を刺激することで、体内時計がリセットされてホルモンバランスが整って、血糖値の調整が行われます。
我慢しすぎ
我慢できずにドカ食いしてしまうと、即リバウンド。
それならば、時々は好きなものを食べて、気分転換しましょう。
食べた後はつじつまをあわせればいいんです。
小食すぎても太る
食事抜きを繰り返したり、極端に食べる量を減らすダイエット法は、実は太りやすい身体を作ってしまうことも!
常に少食だと、身体は栄養不足を感知して、非常時に備えて肝臓に脂肪を蓄えようとします。
脂肪肝になると肝機能が低下して代謝が悪くなり、どんどん脂肪が蓄積されていきます。
睡眠不足
一見、寝ることと食べることは関係がないように思いますが、起きている時間が長いと身体は活動エネルギーを必要とするため、満腹を感じれるホルモンの分泌が減って、反対に食欲を増進するホルモンの分泌が増えます。
つまり、満腹を感じにくく、食欲が増進してしまうのです。
まとめ
痩せたいからと、ただ食べるのを我慢しているだけでは、きれいに健康に痩せることはできません。
しっかりと食べて、健康的に、きれいに、リバウンドしないダイエットの秘訣をご紹介しました。