いつも顔にぶつぶつと吹き出もの。肌荒れは体質だから仕方がない、とは思いつつも色んな化粧品を試しているあなた！
実はその肌荒れの原因は、便秘なのかも。
腸内環境を悪化させる便秘は、肌トラブルの引き金に！
美肌になるためには、まずは内側からのケアが肝心です。
どうして便秘で肌荒れするの？
便秘というのは、腸の中に排出されない便がたまっている状態です。
長期的に腸内にいすわる「便」は、やがて腐敗・発酵。
それにより、腸内の善玉菌はへって、悪玉菌の勢力が拡大していきます。
悪玉菌と、善玉菌のバランスこそが大事なのです。
便の出口がふさがっているために、腸内で発生した有害物質は腸壁から吸収されて、血液中に溶け出して、出口を求めて全身に巡っていきます。
その出口が「毛穴」。
汗や皮脂と形を変えて、ようやく体外に排出されます。
お肌は通常業務のほかに、有害物質の排出という余分な仕事が増えてしまうというわけ。
当然ながら、キャパオーバーになって、お肌の新陳代謝が追いつかなくなり、本来の働きであるお肌にたまった汚れや余分な水分を排出することができずに、お肌の状態が悪化してしまうのです。
また、腸内環境が悪化すると自律神経の働きも弱くなります。
自律神経は、新陳代謝に大きく関与しているので、当然のことながら新陳代謝が鈍くなり、肌トラブルの原因とります。
自律神経の働きが弱ると、免疫力も低下するので、自己再生力も低下してしまい、荒れてきた肌を治す力も弱くなってしまいます。
自律神経と、腸の働きは深くかかわっているので、さらに便秘は悪化して、肌トラブルがすすむという悪循環に！
腸内環境の悪化は、皮膚の新陳代謝を悪化させてしまうのです！
百害あって一利なし！他にもあるある便秘の弊害
便秘になると肌荒れになる、というのはわかっていただけたでしょうか？
便秘が続くと、肌荒れのほかにもさまざまな症状が起こります。
体臭や口臭がクサクなる
腸内に残って腐敗・発酵がすすむと有害物質が発生します。
出口を失った有害物質は、血液中に溶け出し、全身に運ばれていきます。
やがて、皮脂や呼気から排出されるのですが、このときに腐敗臭も一緒に排出されます。
つまり、腐敗臭は汗や呼吸からは、便臭ににた悪臭が放たれるということです。
太りやすい体質になる
便秘というのは、「食べた分が出ていない状態」
本来は、食べた分だけ出せば、太ることもないはずですよね？
本来は排出されるべき老廃物も、有毒物質と一緒に血液中に溶け出してしまうので、栄養分が身体にいきわたらずに脂肪となって蓄積されてしまいます。
その結果、内臓脂肪や皮下脂肪になって、体重が増えてしまいます。
大腸がんの原因にも！
腸内環境が悪い状態が続くと、大腸がんになるリスクが高くなります。
便秘が原因の体調不良
腹痛や吐き気、頭痛、めまい、肩こり、食欲不振などの症状も引き起こします。
慢性的な便秘は、中性脂肪の増加などで肥満を引き起こし、肥満から動脈硬化、変形性膝関節症、糖尿病、脂肪肝、高血圧などの成人病の発生リスクも高くなってきます。
まとめ
たかが便秘。されど便秘。
百害あって一利なしの便秘。
そういえば、前にでたのっていつだっけ？
と思ったあなた。今日からはしっかりと便活しましょう！
まずは日常生活でできる便秘解消法から。
- 朝起きたらすぐに常温の水か温めのお湯をコップ１杯飲む
- 朝起きたら朝日を浴びる
- 朝・昼・晩の３食をキチンと食べる
- 夕食30分後にのんびりとウォーキングをする
- 寝る３時間前には食事を済ませておく
- お風呂は38～40度の温めのお湯にゆっくりと浸り半身浴をする
- 寝る１時間前にはパソコンやテレビは見ないようにする
- 寝る前には暗めの部屋でゆっくりと音楽を聞きながら過ごす
- 寝る前に激しい運動をしない
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