お風呂ダイエットで痩せるために知っておきたい温度と正しい入浴法

お風呂ダイエットボディケア

何度もダイエットにチャレンジして挫折した人。
挫折の原因は「続けられなかった」からですよね。
厳しい食事制限や運動はなかなか習慣化できないもの。
毎日入るお風呂の入り方をちょっと変えるだけで、驚くほどダイエット効果が得られるとしたらどうですか?
やり方次第ですごいパワーが得られる「お風呂ダイエット」
とはいえ、ただお湯につかっているだけで痩せるというものではありません。
お風呂ダイエットで痩せたいのであれば、温度や入浴時間、入浴方法などを知っておきましょう。

お風呂ダイエットの効果

お風呂の温熱効果

お湯に入ることで全身の血行がよくなって、疲れや肩こりの原因である疲労物質が排除されます。
そして、温かいお湯のなかでは、脂肪の代謝活動がさかんになるのです。
さらには、お風呂から上がって温まった身体も、普段よりも脂肪が燃えやすくなります。

お風呂の静水圧効果

水につかることで、身体は水圧を受けて、たとえばお風呂で肩までつかると、胸周りで約1~3㎝、お腹周りで約3~5㎝、足は1.5㎝も細くなります。
もちろん湯船から上がってしまえば元に戻るのですが、この水圧が血管やリンパ管を刺激して、血液やリンパの流れをよくするので、身体は温まり内臓の機能が高まります。
すると、代謝が促されて脂肪も燃焼しやすくなります。

水の抵抗

お風呂の中では常に水の抵抗があります。
なので、身体を動かすと、ふだんあまり使われていない筋肉にも刺激が与えられて、運動効果が得られます。

お風呂の浮力効果

ちょっと大きめの湯船なら、横になると身体が浮いたような感じになりますよね。
これは浮力が働いているからで、お風呂のなかでは、関節などに負担をかけずに身体を動かすことができます。
さらには、温熱効果によって筋肉がほぐれて柔らかくなっているので、無理なく体を動かせます。

お風呂ダイエットに適した温度は?入浴時間は?

お風呂ダイエット

基本のお風呂ダイエットはぬるめの半身浴

お湯の温度は少しぬるめ、38~40℃で、20分以上は湯船につかる。

20分も使ってられないという方は、10分入ったら少し休憩して、また10分、というふうにわけては入ればOK。
でも、ある程度長く入ったほうが、脂肪を燃焼する効果は高くなります。
身体が温まれば、5分間で約20~30kcalが消費できます。
長くゆっくり入るためには、半身浴がおすすめです。

じっくり温まったあとは、お風呂から上がった後もしばらく脂肪の燃焼が続きますので、上がってすぐは、つめたい水をがぶ飲みしたり、涼んだりするのは身体が冷えてしまうので、ダイエット効果が半減してしまいます。
入浴後は、ゆったりとすごしましょう。

私はどちらかというとカラスの行水で長湯は苦手。
お風呂ダイエットをするときは、お風呂に本を持ち込んで本を読んでいます。

高温反復浴という方法もあります。

お風呂に長く入ることに慣れてきたら、さらにダイエット効果をあげる「高温反復浴」

こちらは42~43℃の熱めのお湯に2~3分入って、5分入って休んだらまた2~3分。
これを3回繰り返す入浴法。
1セットで、120~150kcalのエネルギーが消費できます。
これは、ウォーキングならば30~50分程度の運動量に匹敵します。

「高温反復浴」をするときは、半身浴ではなくしっかり肩までつかります。

管理人
「高温反復浴」は、心臓に負担がかかりますので、健康に不安のある方、高血圧の方や、激しいスポーツの直後、飲食後などはやらないようにしましょう。
温冷交代浴もダイエット効果あり

42℃くらいの熱めのお湯に3分使って、浴槽からでて手や足に冷たいシャワーを10秒かける。
これを5回繰り返します。
血行が高まり、身体が温まるので、冷え症や低血圧の改善にもなります。
「高温反復浴」と違って、全身浴の必要はないので水圧による圧迫が少なく、身体への負担も軽減します。

自宅で温泉ダイエット 塩風呂

温泉に行くと、ときどき食塩泉という表示があります。
こえは、塩分を含んだ温泉ですが、温泉の中でも一番ダイエット効果があります。
自宅でも、この食塩泉を再現することができます。
それば、「塩風呂」
自然塩を浴槽に入れるだけ。
塩分に含まれるミネラル分が、皮膚表面をコーティングして湯冷めしにくくなるので、湯上り後も脂肪が燃えます。
一般家庭のお風呂ならば、38~40℃のお湯に自然塩を大さじ2杯程度入れて、よくかきまぜてから半身浴で入浴します。
肌が弱い人は塩の量は控えてください。
上がるときは、シャワーで塩を洗い流します。

お風呂のなかでストレッチ&筋トレ

お風呂でストレッチ

お風呂は入るだけでも脂肪を効果的に燃焼してくれます。
でも、それは脂肪が燃えているだけ。
さらに痩せやすい身体になるためには、筋力をつけることが肝心です。
筋肉は脂肪を燃やしてくれる一番の組織なので、これを鍛えれば同じ運動量でもより多くの脂肪を燃やせるようになります。
筋肉は使っていないとすぐにやせ細ってしまいます。
筋肉がやせ細ると、脂肪を燃焼する基礎代謝が落ちて、脂肪がつきやすい体質になってしまいます。

狭い湯船ではなかなかむずかしかったりもしますが、できる範囲で筋肉を伸ばしたり、力を入れてみたりしましょう。

まとめ

お風呂はダイエットをするためのあらゆる条件がそろった空間です。
リフレッシュとダイエットのためのゆったりバスタイムを楽しみましょう。

こちらの記事もお勧めです。

この記事がお役に立ちましたら、シェアしていただけるとと励みになります♪↓↓↓