肌質はいきなり変わる!
これが、残念なことに、突然美肌になる!なんて変化はなく。30代、40代になってくると、肌はだんだん残念な状態に変わっていきます。ストレスや食生活で一時的に変わることもありますが、基本的には年齢とともに肌質は変わってくるものです。
生理前になるとお肌の調子がよくない、なんてことはありませんでしたか?
女性の肌は女性ホルモンのエストロゲンの働きで、コラーゲンの量や水分量が変わってきます。
エストロゲンのピークは20代。あとは卵巣機能が衰えて、30代後半から徐々に減って、40代にはピークの半分ほどになってしまいます。これにより肌質が変わっていくんですね。
女性の肌質は4段階に変わっていく
15歳~25歳 オイリーに傾きやすい
エストロゲンの分泌は25歳ごろといわれています。コラーゲンがしっかりと作られるので、肌には弾力があり、シミもできにくい肌です。肌のターンオーバーも早く、新陳代謝が繰り返されるのでキメの整ったきれいな肌の時期です。
ただ、人によってひゃ男性ホルモンの分泌も活発だったりするので、ニキビや脂性肌に悩むこともあります。
26~35歳 水分量が減り始める
25歳はお肌の曲がり角といわれるように、25歳あたりから、初期老化サインが出てくる時期です。
エストロゲンの分泌は安定してるのですが、紫外線を多く浴びている人は薄いシミや小じわなどが気になるようになります。
成長ホルモンが減少してくるので、肌のターンオーバーのスピードが遅くなってきます。
36~45歳 ますます水分量が減って乾燥肌傾向に
30代後半になると、卵巣機能が低下してくるので、エストロゲンの分泌が減ってきます。これによりコラーゲンも減ってくるので、弾肌に力がなくなってきます。毛穴が開いてきて、その毛穴がつながってシワになってきます。
肌のターンオーバーはさらに遅くなってくるので、肌はごわついた固い感じになってきます。
46~55歳 水分量とともに皮脂量も減って乾燥肌に
閉経を迎えるとともにエストロゲンが急激に減ります。ホルモンの大きな辺騎亜によって、のぼせやイライラなどのいわゆる更年期症状がおこる時期です。
コラーゲンが減るので、シワやたるみなどが目立つようになります。
あなたのお肌の肌質をチェック
肌質は、皮脂量と水分量のバランスで決まります。
朝、洗顔する前のお肌の状態を見ます。
皮脂が浮いて、さわるとべたっとしている⇒脂性肌
皮脂でべたつきもあるが、部分的にかさついている⇒乾燥脂性肌
べたつきやかさつきがほとんどない⇒普通肌
カサカサして突っ張っている⇒乾燥肌
それぞれの肌質別の特長と対策
脂性肌
皮脂の分泌が盛んで、テカリやべたつきが出やすい肌。
ストレスや、食事などの生活習慣でも皮脂が増えることがあります。
過剰な皮脂は、毛穴を詰まらせるのでニキビができやすくなります。すると皮脂は参加してしまうので、肌荒れや老化の原因に!
毛穴に皮脂が溜まっている状態を放置すると、だんだん広がっていきます。
脂性肌のお手入れ
洗顔でしっかりと皮脂を落とします。
メイク中は、まめに脂取り紙などで皮脂をおさえましょう。
油分少なめの保湿美容液でお手入れを。
乾燥脂性肌
皮脂が多いのに、水分は少ないというテカリやべたつきと部分的に感想も気になるという肌。
他の脂質よりも敏感に傾きやすく、肌トラブルも起きやすい肌質です。
皮脂を気にして保湿を怠ると、乾燥が進んで、バリア機能が低下。敏感になりやすい傾向があります。
乾燥脂性肌のお手入れ
皮脂をしっかりと落とす洗顔と、セラミド入り美容液での保湿を。
肌が敏感に傾いているときは、敏感肌用の化粧品を使った方が無難です。
普通肌
水分も多く、皮脂も少ない理想的な筐体の肌。
毛穴もまだ田主、透明感と弾力があります。
水分量が十分なので、バリア機能が高く、トラブルの置きにくい肌ですが、年齢とともに水分量は低下していきます。
普通肌のお手入れ
理想的な状態をキープするために、早めのエイジングケアがお勧め。
セラミド入り保湿美容液で保湿、紫外線対策には、ビタミンC誘導体やレチノール入りの美容液などを。
乾燥肌
角層の水分量が20%以下になった状態を乾燥肌といいます。
肌のバリア機能が低下して、敏感に傾きやすい肌です。
肌表面がカサカサしたり、粉をふいたような状態に。
セラミドが減ってしまっているので、乾燥がすすんで肌はざらついた状態です。バリア機能の低下のため、化粧品がしみたりすることも。
乾燥肌のお手入れ
肌に刺激を与えず、クレンジングはソフトにこすりすぎないようにしましょう。
セラミド入りの保湿美容液でしっかり保湿。日中のケアにも乾燥が気になるときは、メイクの上からでも美容液で保湿しましょう。
仮性敏感肌と真の敏感肌
肌トラブルが続くと、「私って敏感肌になったのかな?」と思い込んでいる「仮性敏感肌」が実は多いんです。
何らかの原因で、肌荒れや乾燥して、一時的に肌の抵抗力が落ちているだけの状態。これは、原因を取り除いて正しいスキンケアを行えば、改善できます。
真の敏感肌というのは、アトピー性皮膚炎だったり、元々皮膚が人より薄く刺激に弱いことをいいます。
この場合は、皮膚科に相談することをお勧めします。
仮性敏感肌(乾燥肌)の原因
- 紫外線による乾燥
- エアコンなどによる空気の乾燥
- 肌に負担をかけるケア(洗顔、ふき取りなど)
- 食生活
- ストレス
- 睡眠不足
年齢とともに乾燥気味になっていく肌質のお手入れのポイント
どの肌質においても、ポイントはセラミド。
というのも、角層のバリア機能はセラミドの量で決まるからです。セラミドは角質細胞同士を繋ぎとめて水分量をキープ。肌のバリア機能を維持しています。
セラミドが少ないと、角層に隙間ができてしまい、バリア機能が低下します。肌内部の水分も蒸発してしまうので肌が乾燥してしまうのです。
間違ったクレンジングで、セラミドを取り過ぎてしまっていることがあります。
クレンジングは肌に負担をかけないように。
セラミド入りの保湿美容液でのお手入れがポイントです。
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