姿勢が悪いと太る?姿勢を直したら痩せる?【痩せる姿勢と歩き方】

姿勢を変えるだけでやせ体質になれるボディケア

姿勢が悪いと太る!って知ってますか?何をやっても痩せられないという方は、姿勢が悪いのかもしれません。
姿勢が悪いと、どうして太るんでしょうか?本当に姿勢が悪いだけで太るんなら、姿勢を治すと痩せるってことになりますよね?普段の生活の中で、姿勢と歩き方を少し意識するだけで、太りにくい、痩せやすい身体が手に入るとしたら、やってみたいと思いませんか?

姿勢が悪いと太る?その原因とメカニズム

姿勢を変えるだけでやせ体質になれる

「姿勢が悪いと太る」ということの是非はまずおいといて。

  • 自分の体型が気になる・・・
  • 胸がないのがコンプレックス・・・
  • ぽっこりお腹が気になる・・・

という方は、
かかと、お尻、肩が壁に当たっていることを意識して、まず壁に背中をつけて、まっすぐに立ってみて下さい。

もしも、その体制が普段の立ち方と違うという方。
そのままの体制を保ったまま、姿見で横向きの立ち姿をチェックしましょう。

次に、力を抜いて楽な立ち姿になったら、もう一度鏡をチェック。

どうでしょうか?

意識していた立ち姿の方が、バストラインがアップして、お腹も凹んでいませんか?

そうなんです!
「姿勢が悪いと太る」以前に、姿勢を正すだけで、スタイルがよくなるんです!

あとは、この状態を維持するだけです。

姿勢を直したら痩せる

姿勢が悪いと太りやすい。
ならば、姿勢がよくなれば痩せやすいということになりますよね?

正しい姿勢をキープ出来れば、体幹が強くなります。
姿勢がゆがんでいると、骨盤が開いて内臓の位置が下がってしまいます。これがぽっこりお腹の原因。
猫背になると、胸郭が圧迫されて、肺の膨らみが悪くなり、酸素を沢山吸い込むことができなくなります。
そうすると、内臓の働きが悪くなり、脂肪を燃やしてエネルギーに変える働きも低下します。
また、腸の働きも鈍くなるので、便秘気味になります。
ダイエットの基本は、「燃やす」と「出す」。
姿勢が悪いとこの二つの働きが悪くなるので、当然ながら『太りやすくなる』というわけですね。

これは、姿勢だけではありません。
正しい歩き方も重要です。

正しい姿勢、正しい歩き方を意識するだけで、特別な運動をすることなく、消費カロリーが増えます。

正しい=痩せる姿勢

お腹

腹筋に力を入れて立ちます。
これは、お腹を引っ込めるということではなくて、腹筋を意識してお腹を上に引き上げるイメージ。
自然とお尻も力が入って上がってくるイメージです。

猫背ぎみを自覚している方は、心持ち肩を後ろに引く感じ。
正しい肩の位置になれば、自然と両手は体の側面にきます。

正しい姿勢と正しい歩き方でやせ体質に!

どんなに運動嫌いという方でも、毎日いくらかは歩いていますよね。
あなたは歩き方に自信がありますか?
いつもダラダラ歩いているのではないですか?
歩き方を意識するだけで、脂肪燃焼効率が高まります!

痩せる歩き方のための5つのポイントを紹介します。

痩せる歩き方のための5つのポイント

  1. 姿勢を正しく
  2. 着地は踵から
  3. 歩幅を大きく歩く
  4. アキレス腱を伸ばして歩く
  5. 肩甲骨を意識して手を振って歩く
姿勢を正しく

姿勢を伸ばして、まっすぐに遠くを見て歩きます。
姿勢を伸ばすと、自然と腹筋に力が入ってお腹も凹みます。

着地は踵から

歩くときは着地を意識して歩きます。
最初に地面につくのは踵。
その次に指の付け根である母指球。
そして最後につま先で地面を踏み込みます。
着地の重心の置き方を割合でいうと、

  • 踵が5
  • 母指球が1
  • つま先が0

という感じです。

こんな感じですね。

痩せる歩き方

骨盤を意識して歩幅を大きく

脚の付け根から歩くイメージで、大きく歩幅をとります。

アキレスを腱伸ばして歩く

着地するときの後ろ足のアキレス腱をしっかりと伸ばすイメージで歩きます。

腕を大きく振って歩く

肩甲骨が上下に動くのを意識して大きく手を振って歩きます。
肩甲骨の筋肉を鍛えることで、代謝がアップします。
また、しっかり腕を振ることで二の腕にもききます。

痩せる歩き方 つま先歩き

ふくらはぎを痩せたいという人には、つま先歩きがお勧め。
上で紹介した『痩せる歩き方ーかかとから着地する』と相反する歩き方になりますが、ふくらはぎに筋肉がついて、代謝がよくなる歩き方です。
やってみればわかりますが、お尻にも負荷がかかるのでヒップアップ効果も期待できる歩き方です。

歩くときにつま先立ちで歩くだけです。
ただし、この場合も、しっかりと背筋を伸ばして、歩幅を大きく、膝を曲げずに歩きます。

普段の移動での歩き方としては難しいので、エクササイズとして1日のうちの短い時間で取り入れてみてください。
私は時々、家の中でやっています。

ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれいます。下に降りてきた血流を、心臓に戻す、ポンプの役割があります。
ふくらはぎに負荷をかけることで、血液は温められ、心臓へ戻り、新鮮な血液が体内を循環します。
血流がよくなって、代謝効率がアップするというわけですね。

まとめ

姿勢、歩き方を意識するだけで、体幹が鍛えられ、太りにくく、痩せやすい身体になります。
慣れるまではきついかもしれませんが、少しづつでいいので『姿勢を意識して立つ』『姿勢を意識して歩く』を心がけましょう。
正しい姿勢、正しい歩き方の効果はダイエットだけではありません。美しい姿勢は見た目年齢もぐっと若くなります。10年後、20年後も若々しくいられるために!