若いころと体重は変わらないのに体型が・・・！
そうなんです。洋服のサイズ変わりましたよね？特にお腹周り。特に太ってるわけでもないんだけど、お腹周りがどうも・・・という女性、意外と多いんです。
ダイエットしたからと言って、確実にお腹がへっこむわけでもなく、お腹周りだけ痩せたいと思ってもなかなか難しいところですよね。
ぽっこりお腹の原因
慢性の便秘の方は、そのぽっこりお腹はすべて「便」なのかもしれません！
宿便が解消されれば、ぽっこりお腹も解消される・・・はずです。
そうでない場合の、ぽっこりお腹の原因はこの3つ。
- 筋肉の低下
- 脂肪がついている
- 骨盤の開き
ぽっこりお腹の原因その1 筋肉の低下
胸周りには肋骨があって、心臓や肺を守っていますが、お腹周りには骨がありません。お腹にある臓器は脂肪がつきやすく膨らんでしまいます。
ぽっこりお腹をへこませるには、お腹周りにガードルのように筋肉をつけてしまうことです。
解決法は内蔵を包みこむようにある腹横筋（ふくおうきん）を鍛えます。
腹横筋は呼吸法（ドロ―イン）で鍛えることができます。
大きく息を吸い込んで、お腹をへこまし、次にゆっくりと息を吐き出します。
常に下腹、おへそのまわりを意識して呼吸します。
出典:Youtube
もう一つ大切な筋肉があります。
抗重力筋
お腹や背中周りを中心とした筋肉で重力に逆らい立つために必要な筋肉。
実はこの筋肉が弱まると、重力にあらがえずに姿勢が悪くなり、その結果たるみがでてしまいます。
これがぽっこりお腹、タレ尻の原因です。
お笑い芸人のバービーが1日に2分のエクササイズでウエスト-8cmになったというエクササイズはコチラ。
【アップ運動】
両方のかかとをつけて60度に開く。手は上に。
かかとで背伸びして伸びをして5秒間停止。
お腹と背中の筋肉を意識してまっすぐ伸びるイメージで。
真っすぐが難しいようであれば、最初は難しかったら壁にもたれてやってもOKです。
【ダウン運動】
脚は肩幅より広めに、つま先は外側に向けます。
膝が内側に入らないように中指の方向に曲げて足をまげて行きます。
落としきったら、5回小刻みにアップダウン。
どちらも5回でワンセットです。
お腹痩せというと「腹筋を鍛えなきゃ！」とイメージしてしまいがちですが、実は違うんですね。
お腹痩せのために鍛えたい筋肉は、「腹横筋」「腹直筋」「脊椎起立筋」です。
ぽっこりお腹の原因その2 皮下脂肪がついている
脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪がありますが、皮下脂肪は落ちにくいのが特徴です。
ぽっこりお腹の場合は、皮下脂肪と内臓脂肪、両方がついている場合が多いです。
内蔵脂肪は比較的落としやすいのですが、皮下脂肪はちょっと手ごわい相手です。
内臓脂肪には有酸素運動、皮下脂肪には筋トレが有効です。
「太っているから＝お腹のお肉は全部脂肪」
と思うのは大きな間違いです。
太り過ぎの目安はBMI値で判断します。
BMI値というのは、日本肥満学会やWHO（世界保健機構）による肥満半手順で、次の計算式で計算します。
体重 ÷ 身長（m）÷身長（m）
例えば、160㎝で65㎏であれば、
65 ÷ 1.6 ÷ 1.6＝25
この数値が25以上であれば、太りすぎです。
それ以下の場合で、下腹がぽっこり、お肉がつまめるという方は、まずは抗重力筋の筋トレと骨盤矯正から始めましょう。
ぽっこりお腹の原因その3 骨盤が開いている
子育てをしているママは、子供を抱くときについお腹を前に出す姿勢になりがちです。
何故かというと、それが楽な姿勢だからです。
これはまさに骨盤が開いている状態です。
女性は出産後に骨盤が開きますが、それ以外にも日常の足を組む癖などでも骨盤が開きやすくなります。骨盤が開いていると内臓の位置が下がるので、それが原因で下腹がポッコリ見えてしまう場合があります。
他にも骨盤がゆがんでいると、腰痛や冷え性、肩こりなどの原因にもなります。
解決法は、骨盤を正しい位置に戻す＝矯正することです。
それにより、内臓は本来の位置に持ち上げられるので、下腹がすっきりします。
骨盤を矯正する方法としては
- 整体
- ストレッチ
- 骨盤矯正グッズ
があります。
いづれにしても、普段からの癖の問題もあるので、続けないとまたもとに戻ってしまいます。
自宅でできる簡単な矯正としては、バランスボールを使ったエクササイズが簡単でおすすめ。
出典:Youtube
まとめ
お腹周りを痩せたい！と思ったら
あなたのそのお腹、実はまわりの筋肉がたるんで、重力に耐えられなくなっているのではないですか？
あるいは、骨盤がゆがんでいるだけ？
便秘でないのに、いつもぽっこりお腹が気になるという方は、この2点を疑ってみましょう。
お腹周りをすっきりさせるにはキツイ筋トレは必要ないんです。
もちろん、骨盤のゆがみ、筋肉のたるみに加えて、皮下脂肪、内臓脂肪がついている場合もありますが、まずはこの2つを改善するだけで、かなりスッキリできるはずです！
