生理前になるとニキビができる。
生理前になると顔がむくむ。
いつもと同じ化粧品を使っているのに、生理前はヒリヒリしたりする。
これって、女性ホルモンの分泌量の変化が原因です。
自分の生理周期を知って、それに応じがスキンケアや生活スタイルをすることが美肌につながります。
卵胞ホルモンと黄体ホルモン
肌や体調の変化は、「卵胞ホルモン」と「黄体」ホルモンという二つの女性ホルモンの分泌量が変化することで起こります。
卵胞ホルモンとは
女性らしさを作るホルモン。
セクシーホルモンとも言われていて、卵胞ホルモンが増えると、体型はセクシーになり、肌はふっくらとみずみずしくなります。
黄体ホルモンは
母になるためのホルモン。
妊娠に備えて、水分を溜め込みやすくなり、皮脂の分泌も増えます。
妊娠しなかった場合には、生理として血液を体外に排出します。
この二つのホルモンがほぼ28日の周期で、増えたり減ったりしてバランスが変わっています。
5つの美肌周期と女性ホルモンの関係
生理中(生理開始~5日) ゆるゆる期
どちらの女性ホルモンも減っている時期。
肌が敏感で乾燥しやすくなっています。
新しい化粧品などを試すのは控えたほうがいいでしょう。
なるべく肌にやさしいナチュラルなものがおすすめ。
カラーリングやパーマも控えたほうがいいでしょう。
体調も悪く、精神的にもイライラしてしまう時期です。
身体を冷やさないように、お風呂で血行をアップしましょう。
太りやすい時期でもあるので、カロリー摂取には気をつけましょう。
卵胞期(6日~12日) きらきら期
卵胞ホルモンの分泌が増え始める時期です。
肌の水分量が増えてきて潤ってくる時期です。
生理中に老廃物を排出するために開いていた骨盤も閉まってくるので、お尻も上がって姿勢もよくなります。
痩せやすくなっているので、ダイエットを始めるならこの時期がおすすめです。
ピーリングなどもこの時期がおすすめ。
排卵期(13~15日) セクシー期
肌の調子が最高にいい時。
より強いピーリングケアなどやっても大丈夫な時期です。
身体が妊娠に適した状態になり、異性を引き付けるための魅力が増している時期。
卵胞ホルモンの分泌量はピークになり、お尻や胸が張りだして、
セクシーホルモンむんむんの時期です♪
黄体期(16~21日) ニュートラル期
排卵期が終わって、卵胞ホルモンの量が減ってくる時期です。
肌の調子は下り坂へ向かっていきます。
乾燥しやすくなる一方で、黄体ホルモンの影響で皮脂の分泌がさかんになるので、ニキビができやすくなります。
ニキビを治そうとして皮脂を摂り過ぎるのは逆効果。
肌に水分や脂分が不足してくると、皮膚はそれを補酔うとするので、余計に皮脂が増えてしまいます。
水分を溜め込み、骨盤が開くので体型がずんぐりしてきます。
バランスのとれた食事、十分な睡眠などを心がけましょう。
生理前期(22~18日) のんびり期
さらに黄体ホルモンの影響が高まってくる時期です。
皮脂の分泌が増えたり、乾燥しやすくなったり、肌の状態が不安定になります。
水分の代謝が悪くなるので、肌のくすみやクマが目立つようになります。
また、ホルモンの影響でイライラしたり、怒りっぽくなったりするのもこの時期です。
甘いものを無性に食べたくなるのもホルモンの影響。
食べ過ぎると、肌が黄色くくすんだり、ニキビの原因になります。
カルシウムが豊富な食べ物を積極的に摂るようにしましょう。
※一般的な生理周期は28日間といわれていますが、個人差があります。
自分の周期を知るには基礎体温を測ることです。
まとめ
スキンケアにはタイミングがあります。
美肌周期に合わせたスキンケアを実践することで、お肌は生まれ変わることができます。