痩せる、太るというのは、摂取カロリーと消費カロリーの関係です。
 消費カロリーよりも摂取カロリーのほうが多ければ、当然太るというのが自然の摂理です。
 ではダイエットするためにどうすればいいのかというと、
- 消費カロリーを増やす
 - 摂取カロリーを減らす
 
どちらかの選択肢しかないということです。
 運動するか、食べることを我慢するか。
 あなたならどちらを選びますか?
リバウンドしないダイエット


美の専門家、シロノクリニックの総院長、城野親徳氏は食事制限によるダイエットで、3カ月で-15㎏のダイエットに成功しました。
 どうして食事療法なのでしょうか?
運動することにより痩せるのはある意味簡単です。
 でも、運動をやめてしまったら即リバウンド。
 つまり、体重を維持するためにはずっと運動を続けなければなりません。
 食事療法にしても同じことがいえますが、食事の場合は一度習慣にしてしまうと続けることはそう辛いことではありません。
 ただ一時的に単一の食べ物に偏ったり、バランスの悪いただカロリーが低いだけの食事の場合は、通常の食事に戻した時に飢餓にさらされていた身体が栄養分を逃がさないように摂りこもうとするので、ちょっと食べただけで栄養を吸収してしまう、つまりリバウンドしてしまいます。
ダイエット成功のための7つのポイント
- 1日の摂取カロリーを決めて、その範囲でやりくり
 - 置き換えダイエット食品を取り入れて空腹に勝つ
 - タンパク質を摂取して筋肉量を維持する
 - 肌荒れ防止にビタミン、ミネラルはサプリメントで摂取
 - 我慢しすぎなず、時には食べたいものを食べる
 - 毎日決まった時間に体重を測る
 - 簡単にできる運動を習慣にする
 
お小遣いダイエット
 1日の消費カロリーをお財布に入っているお小遣いと考えてみてください。
 1日のお小遣いが1500円であるなら、夜を豪華にするときは、朝はバナナ、昼はコンビニにして夜使える分を残しておく。
 昨日使いすぎたなら、今日は抑える。
 城野院長はこのやり方で3カ月で15㎏のダイエットに成功されています。
置き換えダイエットを併用
 とはいえ、多めにお小遣いを残しておくためには、残りの2食でかなりセーブしないといけないときがありますよね。空腹を我慢してもイライラするばかりだし、ここで食べないでいると結局リバウンドしやすい身体になったりします。
 おすすめは1食をカロリーの少ない栄養バランスのいい置き換えダイエット食品を併用することです。さすがに夜を置き換えダイエットというのはつらいので、まずは朝食から始めてみると自然と習慣になってきます。
食事制限によるダイエットで気をつけることは、筋肉量を減らさないようにタンパク源を摂ることです。
 カロリーが低いからと野菜ばかりを食べていると、人によっては肌荒れを起こしたりします。
 いくら痩せても、カサカサのお肌にはなりたくないですよね。
 筋肉量が減ると基礎代謝が落ちてしまうので、積極的にたんぱく質を撮って筋肉を落とさないように心がけましょう。
ビタミン、ミネラルを多く含んだ野菜メインの食事をするのが理想的ですが、外食などで思うように野菜を摂取できない場合は、サプリメントで代用しましょう。また水はノーカロリーですが、水を飲むと身体はエネルギーを消費します。ミネラルウォーターも積極的に飲むことで代謝がぐんとアップします。
我慢ばかりのダイエットは続きません。
 時には好きなものを食べましょう。
 ただし、つじつまをあわせること。
 1日の消費カロリーを念頭において、「たくさん食べるときは朝と昼を控える」、「日沢山食べた時は明日控える」
できれば、朝と晩、決まった時間に体重を量りましょう。
 昨日はちょっと食べすぎたなと思ったら、その分体重は増えています。
 日々の体重を管理することで、自然と食事量を制限できるようになります。
ジムなどに通って運動るというのはなかなか習慣化できないものです。
 特別なトレーニングよりも、1日の生活の中で簡単に体を動かすことを習慣化することです。
 たとえば、常に階段を使う、部屋のなかではつま先で歩く、スクワットや腹筋などのエクササイズをする、など。
 体重を減らすだけでなく、ボディメイクにも効果的です。
まとめ



 「長続きさせる」ためには、我慢しすぎないことが肝心です。
 また、常に体重を管理するという意識をもつこと。
 それだけでダイエットがつらくなくなります。
短期でやせようと頑張りすぎないこと。
 たとえば1日50g痩せれば、1か月で1.5㎏痩せることができます。
 1か月で1.5㎏なら、半年で6㎏痩せることができます。
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参考文献:ドクターシーラボ「健康通信」カタログ番号78750


