夏が近づいてくると、電車の広告は「脱毛サロン」の格安お試しコースが増えますよね。
あんまり安いから、最近では普通に脱毛サロンに通ってムダ毛処理をしている女性が増えてきたけど、実は脱毛ってすごく時間がかかるんですよね。予約もなかなか取れないし。エステやクリニックに通う脱毛以外のやり方って色々あるけど、それぞれメリット・デメリットがありますよね。
この記事では、セルフケアできる脱毛の方法とそれぞれのメリット・デメリットについて紹介します。
脱毛する前に知っておきたい毛周期について
そもそもどうしてそこに「毛」が生えているかというと、「必要」だからです。
髪の毛は、大事な頭(脳)を守るためにあるし、腋毛は、腕と体がこすれるのを緩和するためにあります。まつ毛や眉毛は、瞳に汗やほこり、ゴミなどが入るのを防ぐために生えています。
あそこの毛は、生殖器官を守るために、体毛は、皮膚を保護したり、体温を維持するために生えています。
それぞれの毛には「毛周期」というものがあり、1本1本の「毛」は、生まれて、成長して、退化していきます。
休止期⇒退行期⇒成長後期⇒成長期⇒成長初期
このサイクルを繰り返しているのです。
サロン脱毛では、この毛周期に合わせて脱毛をするので、だいたい3~4週間くらいは間をおかないと次の施術ができません。サロンやクリニックでの脱毛が時間がかかるというのは、ここなんですね。たいていサロンでの脱毛は1年半~数年かかるといわれています。
「永久脱毛」という名目であっても、もう絶対に生えてこないというわけではないので、ある程度は通い続ける必要があるのです。
セルフケアの脱毛対策それぞれのメリット・デメリット
剃る
一番簡単で、やってる人が多い脱毛のやり方ですね。
女性用シェーバーや、剃刀などで、石鹸やフォームをつけて「剃る」という方法です。
メリットはなんといっても、簡単なこと。お金もかかりません。
デメリットは、うっかりと切ってしまうかもしれなかったり、剃り続けると、毛の断面が太くなってしまうので、毛が太くなったように見えることです。
また、角質層もこそげとってしまう可能性があるので、乾燥しやすくなります。
肌の弱い人は、剃刀負けして、赤いブツブツになったりすることもあります。
抜く
毛抜きやワックスで、抜いてしまう方法です。
剃刀と違って、根っこから抜いてしまうので、一度抜くとしばらくは放置できるのがメリット。
さすがに、毛抜きだと気が遠くなるくらい時間がかかりますが(汗)
デメリットは、なんといっても「痛い」ことです。
ワックスの場合は、一気に広い範囲を引き抜くので、肌が炎症を起こしてしまうこともあります。
溶かす?
脱毛クリーム(除毛クリーム)を使って、毛を溶かす方法です。考えたら毛を溶かしてしまう成分なのですから、かなり刺激が高いといえます。最近の除毛クリームは、他にも美容成分が配合されていて美肌効果のあるものもあります。
脱毛クリームは、肌表面の毛を溶かす脱毛法なので、「抜く」よりも持続時間は短くなります。
最近では、脱毛クリームではなく、「脱毛石鹸」というのも人気です。
脱毛クリームは、1度の使用でムダ毛処理できますが、脱毛石鹸というのは、毎日使うことで、徐々にムダ毛が痩せてきて、成長が遅くなるというものです。即効性はありませんが、お手軽で痛みがないのがメリットといえます。
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脱色する
二の腕やすね毛などの産毛に近いものは、脱毛して色を薄くすることで、ムダ毛が目立たなくなります。これも専用のクリームがありますし、薬局で売られているオキシドールなどで脱色することができます。
家庭用脱毛器
エステよりは少し出力が低い機械で脱毛する方法です。
家庭用のレーザー脱毛器は、3~7万円ほどで買うことができます。これもサロンでの脱毛と同じで、毛の周期に合わせて、使い続ける必要があります。
デメリットとしては、これも痛みを伴うことです。
レーザー脱毛器は、高額な美容電化製品ですが、エステやクリニックに何年も通うことを考えれば、十分に元はとれます。1台あれば、家族で使うことも考えればさらにコスパはいいですね。
まとめ
脱毛を考えた時、選択肢としては、サロンに通って脱毛してもらうか、自分で処理するかです。
セルフケアによる脱毛は、やっぱりエンドレスであるということ。その中でも、時間はかかりますが、完了すればもうあまりお手入れする必要がないのが、家庭用レーザー脱毛器。近くに脱毛サロンがない、脱毛サロンはお金がかかる、なかなか予約が取れないなどのデメリットをカバーすることができますね。