
ダイエットに必死になっているのに全然効果が現れない。「これだけ食事も制限しているのに…。」という人は、筋トレを行うことでダイエット効果が上がるかもしれません。
ダイエットの基本は「食事」と「運動」これらの組み合わせで効果的に痩せられますが、運動の中でも「筋トレ」が重要と言われています。
今回は女性が痩せるために、なぜ筋トレを行わなければならないのか、またオススメの筋トレ部位をご紹介します。
筋トレとダイエットの関係について
筋トレして筋肉が増えると、体はどうなるのか?
マラソンなどの有酸素運動もダイエットに効果的と言われていますが、実はそれよりも「筋トレ」の方がダイエットには有効と考えられています。同時間運動を行なった場合、有酸素運動よりも筋トレの方が3倍もカロリー消費が効率的と言われているんです。
ダイエットにおいては、さらに筋肉をつけ、体脂肪率を下げるということが非常に大切なのです。
筋トレで筋肉が増えると基礎代謝が上がりまず。
基礎代謝というのものは、人が何もしていない状態でも消費され続けるエネルギーのこと。
この基礎代謝が上がることは、一日のカロリー消費も多くなるため、食べても痩せやすい体が作られるのです。
「筋トレ」がダイエットに効果的と言われるのはこういう理由からです。
女性がダイエットのために鍛えたい筋肉は?
下半身の筋肉
大腿筋やふくらはぎの筋肉などは、下半身の大きな筋肉が多いため、ここを鍛えるということは基礎代謝が上がりやすいということになります。
基礎代謝が上がることで、食べても太らない体、痩せやすい体ができるというのは先ほど話しましたが、そのような理由から、下半身の筋トレはダイエットに効率的であるといえます。
背筋
背筋を鍛えることで、引き締まった体を作れるので見た目にも美しくなります。ただ背筋を鍛えるメリットはそれだけではありません。背筋を鍛えると綺麗な姿勢になり、綺麗な姿勢はまたカロリー消費も良く、痩せやすくなります。
背筋は体の見えにくい部分ということで怠りがちですが、ダイエットにはメリットが高い部位なのです。”
腹筋
女性の方で太っている時に一番気になるのがお腹ではないでしょうか。腹筋はバキバキに割らなくても、ウエストラインが少し細くなるだけで印象が変わります。
腹筋を鍛えると、代謝が上がりますし、実は便秘の解消にも効果があると言われています。ポッコリとしたお腹は、お腹周りの脂肪もありますが、実は内臓が下がってきていて消化器官の動きが悪くなっていることもあります。
そこで腹筋を鍛えることで、ポッコリとしたお腹をスッキリさせるとともに便通の改善も行えるのはメリットが高いといえます。
日常的にできる簡単な筋トレ方法
それでは最後に、日常的にできる簡単な筋トレ方法をご紹介します。
下半身の大きな筋肉を鍛える方法として一般的なのは、「スクワット」です。
その中でも「ハーフスクワット」と呼ばれる、膝を90度ぐらいまで曲げて行うスクワットが筋トレ初心者の人でも比較的簡単に行えるのでオススメです。ハーフスクワットはきちんとした姿勢で行えば、下半身だけでなく全身の筋肉を鍛えることができるのでメリットが高いです。
つづいて背筋を鍛える方法で、「フライト」と呼ばれる方法です。
完全に床にうつ伏せになって、手も足も気をつけした状態で大きく深呼吸をしながら、頭を持ち上げます。背中の筋肉を意識しながら行います。女性でも簡単できるのでオススメです。
最後にお腹を凹ませるための筋トレです。
腹筋を鍛える筋トレは様々な方法がありますが、比較的女性でも簡単にできる方法をご紹介します。
完全に仰向けになって膝を90度に曲げます。太ももが90度になってさらにふくらはぎは背中と平行になるように伸ばします。そして、腕は両方の肩をクロスするように持って、肘と膝(太もも)をくっつけるようにします。くっついたら5秒ほど保持して戻します。
慣れるまではコツがいりますが、一度できると効果的な腹筋のトレーニングになります。”
女性のダイエットと筋トレ まとめ
・筋トレして筋肉量が増えると体脂肪を燃焼させる効果も上がり、さらに基礎代謝も良くなるので太りにくい体になります。ダイエットにはこの代謝を良くするための体づくりが必要なのです。
・主に「下半身」の筋肉は大きな部位なので鍛えることで代謝が良くなります。
・背筋を鍛えると姿勢が良くなるので、筋力と姿勢との両方の作用で代謝をよくします。
・腹筋はポッコリとしたお腹を縮めるだけでなく、腸の動きを活発にし便秘の解消にも一役買います。
筋トレがダイエットに有効なことはわかったかと思います。食事制限だけでは思ったように効果が出ない人は、筋トレも同時に行って、体の引き締めと太りにくい体を作ることを意識することが大切です。