赤ら顔は原因によって対策法が違う!タイプ別解決法

赤ら顔 原因と対策乾燥肌ケア

赤ら顔をなんとかしたい!赤ら顔の原因はいくつかあります。まずは赤ら顔の原因を知ることが肝心です。案外と簡単な方法で赤ら顔を治すことができるかもしれません。

 

赤ら顔、どうして顔が赤くなるの?

赤ら顔=顔が赤くなるのは、毛細血管が広がった状態が透けて見えている状態です。
肌の下にはたくさんの毛細血管があります。
特に肌が薄いと、それが透けて顏が赤く見えるのです。

赤ら顔の原因

どうして毛細血管が広がってしまうの?

温度差が原因

毛細血管は広がったり、縮まったりすることで皮膚の温度調整をしています。
普段特に赤ら顔に悩んでいない人でも、寒い冬場に外出から帰ってきて急にあったかい部屋に戻ったときには顔が赤くなることがありますよね。
赤ら顔の人は、肌が薄かったり、肌が敏感だったりして、それが頻繁に起きてしまうのです。

対策法

温度差が原因なので、できるだけ温度差を感じない生活をすること。
とはいっても、冬の外出の際の温度差をさけることはできません。マスクやマフラーなどでできるだけ顔が冷えないように心がけましょう。

緊張・興奮が原因

興奮して怒ると顔が赤くなる人がいますよね。
また、人前にでたときなど極度の緊張で、顔が熱くなって真っ赤かに!
なんて経験をしたことがある人も多いでしょう。
赤ら顔で悩んでいる人は、ほんのちょっとの緊張や興奮でもすぐに赤くなってしまいます。
また、「緊張すると顔が赤くなる」ということを知っているので、それがストレスになり余計緊張しやすくなるということもあります。

生活習慣が原因

血管の拡張や収縮は自律神経が関与しています。睡眠不足などが続くと、自律神経が乱れてしまい、赤ら顔の原因となります。
また、食生活によっても毛細血管が広がって、その状態が慢性化してしまうことがあります。アルコールや刺激物の摂り過ぎは禁物です。

赤ら顔の原因 その1)肌タイプが原因

生まれつき皮膚が薄い・敏感肌

生まれつき皮膚が薄い人は、皮膚のすぐ下の血管が透けて見えてしまうのです。普通の状態でも血管が蜘蛛の巣上に広がって赤黒く見えてしまい、毛細血管が広がると赤く見えてしまいます。
敏感肌の人は刺激に弱く、些細な刺激で炎症を起こしてしまいます。化粧品などが肌に合わない場合などにも炎症を起こして赤ら顔の症状がでやすくなります。

赤ら顔の原因

対策法

赤ら顔になるのは、血管の拡張、伸縮がうまくいっていないことが原因なので、これを改善することで解決します。

温令パッティング

お湯と、冷たい水を交互にパッティングします。
敏感肌のようでしたら、熱いタオルと冷たいタオルを交互に。すぐには改善されませんが、気長に続けることで毛細血管の収縮運動が改善されてきます。

ツボ押し

東洋医学では、ツボ押しで赤ら顔を改善するという方法があります。
赤ら顔の原因は肺機能や腹部臓器の働きが鈍くなることも原因の一つです。それらの気の流れや血のめぐりを改善することで毛細血管の拡張を抑えます。
赤ら顔に効く主なツボは以下の5つです。

  • 印堂(いんどう)
  • 迎香(げいこう)
  • 合谷(ごうこく)
  • 労宮(ろうきゅう)
  • 通里(つうり)

印堂(いんどう)
赤ら顔のツボ 印堂

眉と眉の間の丁度中央あたりにあります。
体内時計を整えて、良質な睡眠がとれます。

迎香(げいこう)
赤ら顔のツボ げいこう
小鼻の横。小鼻が最も出っ張ったところの付け根のくぼみ。
美肌作りのツボ、鼻の不調全般のツボ。嗅覚が鈍くなると免疫力がさがり全身の不調へとつながってしまいます。
肺機能を改善して血の巡りを整えます。

合谷(ごうこく)
赤ら顔のツボ 合谷

手の甲側の人差し指側の親指側の際にあります。
全身の痛みや凝り、ストレス、内臓の不調など、全身の症状に効く万能のツボです。

労宮(ろうきゅう)
赤ら顔のツボ 労宮
手を握るようにして指を曲げた時に、中指と薬指の指先が手のひらに当たる中間にあります。
メンタル機能をつかさどるツボ。心の疲れをいやします。気持ちを落ち着かせる効果があるので、緊張しそうなときに抑えると落ち着きます。

通里(つうり
赤ら顔のツボ 通里

手首のシワから親指1本分の幅をさがったところにあります。
内蔵の低下を改善し、代謝を促します。

参考文献:加藤雅俊(2012) ホントのツボがちゃんと押せる本 高橋書店 

赤ら顔の原因 その2) 皮膚の炎症が原因

皮膚が炎症を起こす病気が原因で顔が赤くなる場合もあります。
病気の症状を改善することが、赤ら顔をなくすポイントとなります。

ニキビ、ニキビ跡

ニキビには、赤ニキビ、白ニキビ、黄ニキビ、黒ニキビと種類がありますが、このうちの赤ニキビが原因で赤ら顔になります。赤ニキビができると、その周りの皮膚は炎症を起こし赤くなります。慢性化すると、色素沈着を起こして赤ら顔になるのです。

対策法

ニキビを治すことです。
洗顔・化粧水などは殺菌効果の高いニキビ専用のものを使い、しっかり保湿しましょう。
炎症が酷い場合は、化粧品に頼らず、皮膚科医に相談することをお勧めします。

アトピー性皮膚炎

こちらも、ニキビと同様に、皮膚の炎症が原因で赤ら顔となります。

対策法

アトピー性皮膚炎は生まれつきだったり、体質だったりすることもあるのでなかなか完治は難しい病気といえます。
精神的、内的要素も強いので、外からのケアだけでなく、中からのケアも必要です。
アトピー性皮膚炎の人は、乾燥により皮膚のバリア機能がなくなり、外的刺激にすぐに反応してしまいます。
肌が乾燥しないようにしっかりと保湿すること。腸内環境を整えて、免疫力を高めることなどが必要です。
重症の場合は、皮膚科医に相談したほうがよいでしょう。

上記のことが原因の赤ら顔なら、保湿効果のある化粧水などでケアすることでセルフケアも可能です。

赤ら顔専用化粧水

皮膚科に相談するほどの重篤な顔の赤みでなければ、肌のバリア機能を回復することで赤ら顔を改善することは可能です。
現在、赤ら顔化粧品として売られているものを紹介しておきます。

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⇒ULUシェイクモイストミルクの脱水洗顔とは?

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赤ら顔の原因 その1)皮膚疾患が原因

酒さ(しゅさ)

赤ら顔の多くは酒さといわれています。
慢性的な皮膚の疾患で、重症化すると、悪化したニキビのような状態になりますが、ニキビではありません。皮脂腺が増殖して毛細血管が増えることから、赤みがまし、吹き出物ができます。
大人ニキビと呼ばれるもののなかには、ニキビではなくこの酒さである場合も多くあります。

対策法

なかなか完治しづらいのが特徴ですが、メトロニダゾール軟膏やテトラサイクリン系抗生剤の服用などで小康状態にコントロールすることが可能です。ステロイド系の塗り薬は一時的に効果を発揮しますが、長期にわたっての使用は、酒さ様皮膚炎を発症する可能性が高くなるので、お勧めできません。

酒さ様皮膚炎

酒さ様皮膚炎は、慢性的にステロイドを摂取し続けることが原因で起こるといわれています。毛細血管が拡張することで赤ら顔になります。悪化するとブツブツができかゆみを伴います。
※酒さと、酒さ様皮膚炎は別物です。

対策法

長期間にわたってステロイドを使い続けたことが原因なので、ステロイドの使用をやめることを最終目的とします。
しかしながら、ステロイドを使わないと症状が緩和されないのでなかなかつらい治療となります。
必ず医師の指導の元、脱ステロイド治療を行うようにしましょう。

毛細血管拡張症

血管が拡張して顔が赤くなるのは誰でもあることですが、その状態が常に続いている場合は「毛細血管拡張症」という静脈の病気です。見た目が赤くなるだけでなく、場合によっては、顔が熱くなったり痛みを感じたりすることもあります。
毛細血管拡張症の原因としては、

  • 内分泌ホルモン系機能障害
  • 便秘・胃腸障害によるのぼせの状態が慢性化した場合
  • 自律神経の乱れ
  • 外部からの温度の刺激
  • ステロイドの長期使用激

などがあげられます。

寒い地域の人が、ほっぺが赤いのは、毛細血管拡張症なのですね。

対策法

根本的な治療法は、専門クリニックによる治療が必要です。テトラデシル硫酸ナトリウムなどを注入して、わざと血栓を作り、静脈を閉塞することで完治します。

皮膚科クリニックでのレーザー治療や、フォトフェイシャルも有効です。
フォトフェイシャルの料金はだいたい2万円台~3万円台後半あたりで、1か月に1回。症状によりけりですが、2~6回ほどの施術が必要です。

まずは皮膚科医に相談しましょう。

血流促進効果のある「ヒルドイドローション」や、「ヒルドイドソフト軟膏」を処方してもらうといいでしょう。(保険適用内)

光線過敏性皮膚症(光線過敏症)

日光アレルギーのことで、紫外線により皮膚が炎症を起こします。普通の人には日焼けくらいで済む刺激でも、皮膚が過剰に反応してしまうのです。
生まれた時からという場合もあれば、ある日突然という場合もあります。皮膚の赤みだけでなく、ぶつぶつができてかゆくなたり、水膨れになってしまうこともあります。

対策法

アレルギーの一種なので、発症すると完治は難しいです。普段から外出時は紫外線対策をしっかりして、紫外線からの刺激を受けないようにしましょう。症状が酷い場合は、ステロイドなどの塗り薬を使うことでかゆみや炎症が収まります。

脂漏性皮膚炎

皮脂の多い小鼻の周りや眉間、生え際などに症状が現れます。皮脂の過剰分泌により、マラセチア菌が繁殖してニキビのような炎症を起こします。

対策法

まずは、皮膚科でマラセチア菌の増殖を抑える抗真菌薬を処方してもらいます。
その上で再発予防を心がけましょう。
マラセチア菌は皮脂が大好き。だから、皮脂の過剰分泌を抑えればいいんです。
とはいえ、オイリー肌だから皮脂が多いというのかというとそうでもなく、乾燥しすぎた場合に、足りなくなった脂分を補おうと逆に皮脂が過剰に分泌されてしまうのです。いわゆるインナードライの状態。表面は脂ぎっていても、肌の奥は乾燥している状態です。そのため、過度な洗顔やスキンケアは禁物。油分が多い化粧品の使用は控え、セラミド配合の化粧品などを使うようにしましょう。

まとめ

顏が赤くなる原因はいくつかあります。その原因によっては、専用基礎化粧品でのケアや、温冷パッティング、ツボ押しなどのセルフケアで改善できる場合も多いです。しかしながら、原因がここであげた疾患によるものだと感じた場合には、一度専門の皮膚科医の診断を受けることをお勧めします。皮膚病疾患の治療は、内的要因もあり、専門医においてもなかなかむずかしいものです。改善されないと感じるようであれば、セカンドオピニオンも検討すべきかもしれません。